松阪城は、標高約38mの独立した丘陵に築かれた平山城で、城の北側を流れる阪内川を防御ラインとした要害の地に立地しています。丘陵を切り通しで南北に分断し、中核部である北丘、城の鎮守神を祀る南丘、両丘の周りを三の丸、三の丸の周囲を土塁・堀で固めていました。松阪城の中核部北丘には、本丸を中心として、東側に二の丸、南側に隠居丸、西側にきたい丸を配し、それらの曲輪の周囲を石垣巡らせています。天守は3層の望楼型天守で敵見櫓と繋がった連立式天守であったと云われています(現存する天守・櫓はありません。)
城を築いたのは、豊臣秀吉公から南伊勢12万石を拝領された蒲生氏郷公で、四五百森と言われた小高い丘で城造りを始め、3年の月日をかけ松阪城を完成させています。その後、氏郷公は会津若松へ国替えとなり、服部氏・古田氏と入れ替わり、徳川家康公の子・頼宣公が紀州藩主となった際に、紀州藩の伊勢国領支配となり、明治維新を迎えています。
松阪城には、三度目の訪問で松阪市駐車場に駐車。この城の見所は、何と言っても石垣(*^▽^*)、城内には松阪市立歴史民俗資料館(国登録有形文化財)・100名城スタンプ設置個所の本居宣長記念館・本居宣長旧宅(国指定特別史跡)・桜松閣(国登録有形文化財)などがありますが、石垣好きの自分にとっては石垣(。・ω・。)ノ♡です。
月見櫓跡から下を覗くとお尻がモゾモゾするくらい、また、天守台跡の古墳時代の石棺が転用石として使われているのは、前から知っていましたが、他の石垣が凄すぎて夢中となり、ついつい忘れてしまい画像がなかったので、収めてきました。
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