JR・京王 橋本駅北口①バス乗り場の「三ヶ井行」のバスで約30分。「津久井湖観光センター前」バス停で下車。バス停のすぐそばに公園の遊歩道入り口があります。
かなりの規模の山城ですので、見学の目安時間は2時間程度は必要だと思います。
バス停から登城口まで公園内を移動すると、道中に早速、竪堀の遺構があります。園道を歩いてる段階で、もうワクワク感が止まらなかったです。
登城ルートは遠回りの女坂と急だけど最短の男坂があります。私は男坂を選択。おかげで尾根に着くころに息があがってしまいました。(体力不足を痛感…)
男坂を登りきると、飯縄曲輪(飯縄神社)と太鼓曲輪の間にたどり着きます。飯縄曲輪→烽火台・鐘撞堂跡→宝ヶ池を先に見学して引き返し、そのあとで家老屋敷跡→太鼓曲輪→堀切→本城曲輪を見学しました。
太鼓曲輪西側の堀切は、岩肌も相まって迫力がありました。家老屋敷跡には、枯葉に覆われていて分かりづらかったですが、石積みも残されています。本城曲輪の土塁上には、「築井古城記碑」が設置されています。曲輪からは津久井湖を一望することができました。
一通り見学を終えて、男坂を通って下山し、麓の御屋敷跡、牢屋の沢、締めに展示が行われているパークセンターを見学しました。パークセンターでは「津久井城500周年」のポスターや横断幕が設置されていました。大永五年(1525)の「未だ津久井の城落ちず」と武田勢に攻められた際の『妙法寺記』の記載が津久井城の初出の史料で、それから今年が500周年とのことです。私は存じていませんでしたが、節目の年に来られたようで、嬉しい限りです。
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