熊本城を訪れました。ちょうど桜が満開の時期で、とても美しかったです。
10年前の4月2日、私は同じくここで花見をしていました。「大天守」や「宇土櫓」を、同じく満開の桜越しに眺め、完成したばかりの「本丸御殿」に入り、公開されたばかりの「昭君之間」を見て、その美しさには感動しました。しかしそのわずか2週間後の2016年4月14日、悲劇は突然やってきました。あれからちょうど10年になります。これをもう10年経ったと感じるのか、いやまだ10年しか経っていないと感じるのか、人それぞれ思う所があるのではないでしょうか?
しかし復興は着実に前へ進んでいます。完全復興は2052年とまだ26年も先という気の長い話ですが、大小天守はすでに復旧し、2年後(2028年)には奇跡の一本足で有名になった「飯田丸五階櫓」が、6年後(2032年)には「宇土櫓」と「本丸御殿」が復旧する予定となっています。復興に携わっている方々は今でも常時数千人います。いや延べにするともう数万人にもなっているかもしれません。またその技は次世代や次々世代へ、世代を超えて引き継がれ、まだあと26年も続きます。本当に頭が下がる思いです。
(P.S)私事ですが・・・
昨年65才で定年退職し、1年ほどゆっくりしていましたが、宇土櫓や本丸御殿が完成する、少なくともあと6年後の72才まで(できれば75才まで)もう少し働く事に決め、この年齢ですが何とか再就職する事ができました。職場や仕事環境が変わり、とても不安な日々を過ごしていましたが、この熊本城が「大丈夫、がんばれ!」と、背中を押してくれたような気がしました。
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