岡崎城の総構は広いです。現在は全体の遺構の一部が残されているだけですが、それだけでも十分見ごたえがあります。享保年間から康正元年(1455)にかけて西郷稠頼の居館の北西を守るために築かれた砦が始まりになるようです。
その後松平氏の城となり慶長5年(1600)~正保2年(1645)の間に本多氏によって大幅に改修され現在のような近世城郭の姿になりました。江戸期の縄張りは非常に複雑でまるで迷路のようです。いったい幾つ馬出しや枡形があるのやら。同じ巨大城郭でも名古屋城や駿府城とは対照的な構造になっているのが面白い。
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