大河ドラマ「豊臣兄弟!」の本能寺の変に関するネタバレ部分があります。未視聴の方はご注意ください。
三英傑周辺の大河ドラマでは本能寺の変をどう描くかはひとつの大きな見どころですが(三英傑周辺でない「真田丸」ではナレ死でした)、「豊臣兄弟!」では秀吉にとっての信長と同様に、明智光秀にとって足利義昭が一生かけて仕えたい主君として描かれていたため、今回は「足利義昭黒幕説」なのかな…と思っていたら前話でまさかの「織田信澄黒幕説」が浮上! これまで秀吉・秀長兄弟と対比させて信長・信勝兄弟を描いていただけに、史実としてはともかく「豊臣兄弟!」ではそれもアリなのか…と思いきや光秀が信澄への協力を拒否してあえなく頓挫。やむなく信澄は光秀が家康を饗応する席で信長に毒を盛るも失敗し、饗応役として心当たりを信長に問い詰められた光秀が返答に窮していると、ビンタ✕2、キック✕4、パンチ✕5に加えてとどめのドロップキック! あまりに見事なドロップキックだったので息詰まるシーンなのに思わず笑ってしまったじゃないですか。でも、ということは「怨恨説」になるのかとも思いましたが…これは何と表現すればいいんでしょうね?
「信長を討て」との義昭の密書は信澄が偽造したものでしたが、義昭にその意思があるのなら偽の密書を上意として信長を討つことも辞さず、という覚悟で斎藤利三に義昭の意向を確認させたところ、義昭の返事は「わしを巻き込むな」というもの…。義昭のスパイとして信長の家臣となった光秀が、信長の疑念を晴らすために比叡山焼き討ちで心ならずも女子供に至るまで撫で斬りにしたところ、義昭から「いつからそのような外道に成り下がった!」と叱責されたことがありましたが、ここに来てまたしても梯子を外されようとは…。「足利義昭黒幕説」ならぬ「義昭に拒否られたけど黒幕役とする説」でしょうか(なんだそりゃ)。「豊臣兄弟!」の義昭は悪い人ではないんだけど、天下人としての覚悟が足りないというか、お坊ちゃんなんですよね。良くも悪くも。光秀ほどの人物が主君と仰ぐに値しない人を主君と思い定めてしまったことが悲劇の始まりというか…。もっとも義昭からすれば、頼んだわけでもない陰謀に加担させられて我が身を危険にさらすことになるのではたまったものじゃないでしょうけど。
以前に、麒麟がくる紀行(明智光秀ゆかりの城めぐり)を続ける中で本能寺の変についていろいろと考えたことがありましたが、「豊臣兄弟!」では「足利義昭黒幕説」や「四国説」、これまでに聞いたことがない「織田信澄黒幕説」などを織り交ぜながら描かれていて、ドラマとして楽しく拝見しました。
ところで……
大阪・お城フェス2026で赤色立体地図お城かるた大会が開催されるとのこと、今年のお城EXPOには行けるかどうかわからないので(さすがに3年連続休日出勤ドタキャンは…)、この機会に行っておきたいところですが、8日は仕事のため9日(日)に参戦したいと思っています。赤い城さん、もし9日で調整可能でしたらご一緒させてくださいませ。
+ 続きを読む









