伊豆市の修善寺は鎌倉幕府や源氏とゆかりが深く大河ドラマ「鎌倉殿と13人」にもかかわりのある場所も多いです。ここに送られると助からないイメージがありますね、なんとなく高野山と同じ空気を感じます。
修善寺の創立は大同2年(807)とされ、弘法大師と弟子たちに寄って開かれたとされ、その時は真言宗の寺でした。元久元年(1204)に源頼家がこの地で殺害されています。
寛元4年(1246)に宋から渡来した蘭渓道隆禅師が一時駐留した縁で宋の皇帝から勅額が送られ、この時期240年ほど臨済宗の寺として栄えました。戦国時代に荒廃しますが、伊勢宗瑞が韮山城主になった後に寺の再興を行い、その際に曹洞宗の寺になりました。
延徳元年(1489)に入山した隆渓範紹禅師は宗瑞の叔父とされています。
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