唐櫃城は鳥取県八頭郡智頭町にある山城です。案内板によると戦国時代初期の築城で佐々木氏の居城と伝わるが永禄・元亀年間(1558~72)作州・矢筈高山城の草刈氏・草刈伊賀守景継らに攻められ落城したとのことです。
林道が城址近くまで続いていますが、周辺に駐車できるスペースも無いので麓から歩いて登ります。ゲートを開けて入って行き林道を登って行くと道沿いに鋭い堀切が見えてきます。ここからでも城址に入れそうですが、もう少し林道を登って行くと城に取りつけそうな道が見えてきます。城址の北側に土塁と堀切があり、そこから主郭に向かって南に進みます。腰郭が一つあって、先ほどの堀切がここまで続いていますが、堀幅が広くなっていて城址への入り口のように見えます。これだと少人数づつしか攻めて来れないので登って来たところを討ち取られてしまうわけですね・・わくわく。
南に進んで行くと城址碑のある郭があって、さらに上に主郭と見られる郭があり、土塁などは残っていないようです。案内板には7つの郭があると書かれているようですが、私が訪問した時には3つしか確認できていません。
これも某アプリのイベントがらみで訪問しましたが「めぐり」でも「城びと」の城でもありません。でも城址北側の堀切はなかなか見事だし、城址碑も立派でした。ただ付近に駐車場が無いのとアクセスが悪いのが難点です。
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