桜尾城の続きです。一応、町の史跡には認定されているようで、それらしい道はついているんだけど、解りづらいうえに人がほとんど訪れていない様子。部分的に道が荒れているのは仕方がない。標高378m・比高およそ200mの山頂に築かれていて、本丸の周囲に腰郭を複数配し、標高361m地点にも曲輪があります。また本丸の南側に馬場とされる腰郭があり、本丸周辺に二つ、道中に一つ、堀切が有りました。
案内板には「基壇の跡」「城門跡」「櫓跡」とされる箇所もありますが、正直標識などを立ててくれないと解りません。
本丸周辺を周遊する堀道も遺構かもしれません。
ひとしきり周囲を散策して、戻ることに・・途中でさっき逃げたやつが待ち伏せしていると困るニャ・・。途中で二匹の動物が逃げていくのを発見。カモシカかな? あとで麓でコサばらいをやっているオトンやオカンたちと話をしたところ最初に逃げた奴がイノシシで、後で見た奴がシカだと判明しました。しばらくカモシカに会えないで寂しい思いをしていた私ですが、この後訪問した和歌山の田尻城の尾根上でカモシカに会えました。クマスズを鳴らしていたので早めに逃げられてしまったのが少し残念。
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