【城域4:曲輪群[4-2]】
<登城路>
①曲輪群[4-3]の北端の尾根から50m程上がると西の腰曲輪に入れます。
②京都一周トレイルの東山58番の札の裏側に尾根が降りてきているので、そこを登って進むと曲輪群の北端の堀切に出ます。58番へは大山祇神社から比叡山への旧道をずっと進んで行くと着けます。
<見所>切岸・堀切・曲輪群
<感想>南北に伸びる尾根を削平した曲輪群で東側の谷への側面を水平に削平して広い帯曲輪を付けています。北端の曲輪はひと際高く、周囲を高い切岸で囲んでいます。北端の曲輪は北側と西側に堀切を備え進入を防御しています。北端の曲輪の南下段が「京都府中世城館跡調査報告書」の縄張り図3番の曲輪になり、広い曲輪で主郭であろうかと思います。3番の曲輪の西下段も広い腰曲輪で西端が曲輪群[4-3]と尾根続きに繋がっています。尾根上曲輪群の西側の帯曲輪も見応えがあって、尾根上との切岸が高く要塞感たっぷりです。尾根上曲輪群は南方向に段々と下がっていって、最後はグッと下がって深い堀切があります。ここの一帯は植林整備されていて雑木が少なく遺構が見やすいです。また他の曲輪群と少し違って腰曲輪を多く設けている事、切岸が高く段差が大きい事、V字堀切がある事等からあとから違う人物が改修した感じがあります。規模も城域1の次に大きい曲輪群で麓付近の中心的な役割をしていたと思われます。ここだけでも十分な見応えで大満足できます。主要部以外に見る余裕のある方はこの曲輪群はお勧めです。
補足で上記京都一周トレイルの東山58番のある場所は登城路を巨石で塞ぐ虎口のようになっていて当時は城門があったように感じました。写真10枚目。次の投稿はまぐれで行けた曲輪群[4-1]です。
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