かみすえじょう

上末城

愛知県小牧市

別名 : 上陶城、森下城、盛坂城
旧国名 : 尾張

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北側の竹薮 左が土塁、中に空堀
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キンヤ

街中の竹薮に空堀・土塁が残る落合氏の城 (2023/05/04 訪問)

足利将軍家の末裔とされる落合将監勝正によって1469~1487年頃に築城されたと云われます。
勝正の子、安親は織田氏に仕え、1584年 小牧・長久手の戦いでは、羽柴秀吉軍に付き、池田恒興らの三河中入り隊の道案内をしましたが徳川家康軍に敗れ、上末城はその後廃城となったとされます。

北側は国道155号線の上末交差点付近の竹藪から、その南側台地の陶昌院まで一帯が城跡とされます。
国道から城址碑と説明板が見え、そこから竹藪に入ると、竹だらけですが空堀が良く残されています。
その上に土塁がありますが、宅地で立入禁止の札が掛けられており上がることはできません。

竹藪の南側の宅地、陶昌院一帯を廻ると、陶昌院の北西側・西側・南側は切岸のような所もあって周囲より高台であることが分かり、南西側に藪の出郭のような所がありました。
陶昌院の境内には、落合氏将監藤原安親碑があり、落合氏、落合安親の墓が残されていました。

明確な遺構としては、北側の空堀・土塁のみでしたが、尾張の平城では街中に遺構が残された貴重な城だと思います。

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道案内役の城 (2022/06/12 訪問)

 小牧長久手の戦いにおいて三河中入りをする池田恒興、森長可の案内役を務めたとされる落合氏の城です。
竹藪の中に案内板と城址碑があります。竹藪に突入すると土塁、空堀と思われる遺構を見ることができますが、写真にすると竹が多くよくわかりませんね。
 名鉄小牧駅からあおい交通のバス(2022年6月現在交通系ICカード使用不可)に乗り上末バス停下車。徒歩1~2分で案内板のある場所に行くことができます。

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sakappa

土塁と空堀が残っています (2021/03/27 訪問)

竹藪の中に、立派な土塁と空堀が一部残っています。以前はもう少し残っていたらしいですが、道路ができた時に削ってしまったとのこと。竹藪の奧には民家があり、敷地内に知らない人が入ってくるため、柵を設けたらしいです。敷地内には井戸が残っているとのことでした。

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じゅんじん

竹藪 (2007/04/17 訪問)

城址碑があります

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城郭情報

分類・構造 平城
築城主 落合勝正
築城年 文明年間(1469〜1487)
主な城主 落合氏
廃城年 16世紀後期
遺構 土塁、横堀(空堀)
再建造物 石碑、説明板
住所 愛知県小牧市上末