大手口多聞櫓と千貫櫓は5年前の特別公開に行っているので、今回は乾櫓だけでもよかったんですが、乾櫓のみ公開の日には行けそうにないため、ゴールデンウイーク中の3櫓の公開日に訪れました。
大手口多聞櫓の渡櫓の槍落とし、続櫓の笠石銃眼や武者溜などは前回にも見た記憶があるものの、続櫓の東面に設けられた謎の扉(高さ5.7mの石垣上の扉の外には何もない)などは全く覚えがなく、石垣の刻印の展示パネルにより多聞櫓北方塀(渡櫓と千貫櫓の間)の笠石銃眼の刻印を認識できたり、再訪なりの発見がありました。
千貫櫓も同様で、狭間や石落としは見覚えがあり(大手土橋に横矢掛け放題)、二階は今回も非公開でしたが、放映されていた案内VTRで二階の様子を観ることができました。そこで紹介されていた二階への荷揚げ用の格子扉は今回初めて認識した…ように思います。
…ということで、乾櫓のついでに再訪した大手口多聞櫓と千貫櫓でしたが、一度訪れただけでは気付かなかったこともいろいろとあって、これはこれで来た甲斐がありました。それでも、帰宅してから改めて調べてみるとまだまだ見落としもあるようなので、またいつかの機会には再訪したいものです。あとは一番櫓や六番櫓、金蔵にも入ってみたいところですが…公開されることはあるのかなぁ?
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