徳島城-3/6 本丸編の続です。
本丸には虎口が三ヶ所あり東側の大手虎口、北側の非常時埋門と西側の搦手虎口があります。本丸西端の弓櫓台石垣とで桝形構造に成り横矢掛りと成って居る。搦手の石垣には鏡石が多く、防御に重きを置いた節がある、資料には天正14年(1586年)築城当初、本丸西端の現弓櫓跡に天守が建てられたようであると、鏡石の存在が理解できます。元和年間(1615年~1624年)幕府に思いばかって天守を取り壊し、本丸下の東二の丸に三重の規模で築かれ、明治8年(1875年)に取り壊されるまで聳えていた。
搦手虎口は石段下より90°曲がって緩い石段にて西二の丸へ続く。見ごたえのある石垣です。
徳島城-5/6 西二の丸、西三の丸辺り編に続く。
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