多賀大社前駅から徒歩15分弱で、ぷらざ多賀の湖公園入口(35.218730、136.282704)に着きました。
詳細不明のようですが、かつてこの辺りには敏満寺という天台宗の大寺院があり、室町時代には佐々木六角氏や京極氏などと対立するようになり、その要塞として敏満寺城が築かれたと考えられているようです。
1562年(永禄5年)には浅井長政の攻撃を受けた久徳氏に味方したことから、40余りあったといわれる坊舎のほとんどが焼き払われたそうです。
さらに、1571年(元亀2年)には織田信長の命に応じなかったことから、残りの坊舎も焼かれ寺領も取り上げられてしまいました。
江戸時代には彦根城築城のために城址に残った礎石も運び去られたため、遺構はほとんどありません。
全国的にも珍しい高速道路のサービスエリア内にあります。
名神高速道路上り線=敏満寺SAにあるドッグランとなっている辺りで土塁や櫓台が確認できます。
攻城時間は15分くらいでした。本日の城巡りは、ここがラストです。
本日の宿泊先に戻る為、多賀大社前駅から電車で米原駅へ向かいました。
歩行歩数=33367歩、歩行距離=23.4Kmです。
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