松前城最寄の木古内駅から路線バスで約1時間半。バスを降りたのは18時半くらいだったが、すでに日は落ち、あまり明かりがないためか既に深夜のような雰囲気。さらに道路のすぐ横からは日本海の荒々しい波が打ち寄せていた。
このどう見ても厳しい雰囲気がむしろ私をわくわく楽しみにさせてくれる。
松前城の歴史は一般的には幕末が知られるが、地元の方によれば、実は室町以前から海上交易が盛んで、日本各地様々な場所と縁があるらしい。私自身今でこそ広島在住だがもとは四国の香川県で生まれ育った。今回、色々と話を聞かせていただいた方の奥様の家庭は、曽祖母より以前は讃岐(今の香川県)で暮らし、明治維新後この松前に移り住んだらしい。繋がりってあるものですね。城好き同士で語り合える。これも百名城巡りの醍醐味の一つ。さぁ、次が100個目です。
+ 続きを読む