番場バス停から南に延びる宿場を進むと左手に鎌刃城入口(3㎞コースの44ガード)がありますが、そこはスルーしてまずはスタンプ置き場の源右衛門さんへ。
「どうか熊に会いませんように。パンパンッ!🙏🙏」の気持ちをこめてお賽銭箱のようなボックスにパンフレット代100円を投入しました。
源右衛門さんからさらに少し進んだ左手の民家の間の道を抜けると、2㎞コースの入口、43ガードです。都会派女子なので(←何を今さら…)、この標準コースを選択しました。
それほど急な山道ではありませんが、かと言って平坦なわけでもなく、結構距離があって、狭い崖っぷちもたまに通ります。それから、ダイナミックな倒木の先が突き刺すようにこっちに向いているのがマジやめてほしいと思ったのと、何か所か設置してあった大きな「熊よけ缶」が逆に怖かったのと…で、遺構群に到達するまでは楽しむ余裕は全くありませんでした。
ですが、突然大堀切が現れた時には脱力するくらいに感動っ☆彡
ここが山の上だとは俄かには信じられないくらいの石積み。500年以上前の戦国期の先駆的な大城郭跡を目の当たりにして、いろんなものが吹っ飛んでいきました(^O^)/
木組みの大櫓と物見台がありましたが上がっていいものかどうかわからず…万が一床板踏み抜いて破壊してしまったら歴史に名を残すことになってしまうかもしれないのでやめておきました。
西郭は私ごときが行ってはいけないところだと思ったので行かずに下山を始めたところで、第一城人発見!こんなところで人に会うと、会話もしたくなります。ハイカーさんではなくてお城巡りの静岡の方でした。
下りは、はじめは43ガードに戻るつもりだったのですが、途中の土橋のようなところの分岐に「←蓮華寺」と案内看板が出ていたので、ついそっちに曲がってしまいました。蓮華寺は宿場入口に近い方にあったので、もしかして抜け道?と思ってしまったのです。その道が3㎞コースだ(゚д゚)!と気づいた時にはもう遅い。仕方がないのでそのまま進み、とりあえず44ガードから脱出しました。
そして、改めて正面から蓮華寺へ。鎌刃城主土肥元頼の墓所があります。また、1333年に六波羅探題北条仲時ら430余名が自刃した地であり(知らなかったけど)、山の方に向かってたくさんの供養塔がありました。
いつか西郭に行けるくらい大人になったら( *´艸`)、青龍の滝にも行ってみたいです。
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