仕事で近くまで来たので、まだ桜は残っているかも、と大和郡山城に来てみました。駐車場に車を駐めて、追手門から城内に入ります。東隅櫓から多聞櫓、玄武郭跡沿いに歩いて、天守台と本丸の石垣を眺めつつ城址散策道を進み、竹林門から本丸へ。お目当ての桜も、散り始めてはいたもののまだまだ綺麗で、天気も気候もよく、気分が浮き立ってきます。
柳沢文庫に寄り道して続100名城スタンプを押し、極楽橋の再建工事の様子を眺めた後は、いよいよ天守台へ。さかさ地蔵に代表される転用石を探しながら天守台に上ると、展望台からは奈良盆地が一望のもとに! 平山城ながらも、さほど高台にある印象はなかったので少々意外でしたが、大和の国に睨みをきかせる城として絶好の立地であることが納得できました。
天守台には発掘調査の成果である天守の礎石が見られるよう整備されていますが、「大和の城めぐり」と題した千田先生の講演で、この礎石の発見により幻とされていた天守の実在が確認され、慶長期の二条城を経て淀城に移築されたとする史料が裏付けられたとの説明を聞いていましたので、より一層興味深く見学できました。
天守台周辺が舗装されるなど、いささか整備されすぎの感もありますが、発掘調査の成果の見せ方もよく考えられていますし、何より整備前は天守台も石垣も堀も生い茂る草木に覆われていたことを思うと、天守台はもちろん、本丸を取り巻く石垣の高さや堀の深さを実感できる今の状態を維持してほしいものですね。
この日は桜目当ての寄り道のため、本丸周辺を見て回っただけでしたが、今度は二の丸、三の丸、外堀跡を自転車でじっくりとめぐりたいと思っています。
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