朝から小野陣屋→河合城→金つるべ城→豊地城→黒田城(と、黒田官兵衛ゆかりの史跡の数々)と巡ってきて、この日オーラスを飾るのは福本陣屋で御座います。
ちなみに、この陣屋跡は今回で4度目。我ながら結構行ってるw
ここは福本藩一万石の中心地でした。
現在はその敷地が丸々、大歳神社の敷地となっています。
当時の御殿は今の本殿の場所にあたります。
ここの見どころは何といっても見事な池泉回遊式庭園が残っているという点でしょう。
陣屋跡自体が全国的に見ても遺存状況がそんなによろしくない中、ここまで綺麗に陣屋の庭が残るってかなりのレアケースだと思うのですが、如何でしょう?
昔は築山に木が生い茂り、敷地内にも木が生えすぎてかなり鬱蒼としていて暗い雰囲気だったのですが、今回来てみたら見事に伐採されており、築山の形や石組がハッキリわかるようになっておりました。
かなり整備が進んでいるようです。昔とはまるで印象が違いました。かなり明るく開放的に感じます。
庭自体も良いですね。月見灯籠や池の中の飛び石もしっかり残っています。
微妙な起伏も相まって、歩く度に景色が変化してゆく様は、大名庭園らしさを感じます。
欲を言えば、次は池をさらえてほしいところですね。
当時は時々舟を浮かべて遊んでいたといいますから、水面は水鏡の如しだったはずです。
浚渫すれば、もっと築造当時の面影に近づくことでしょう。
そのほか、『福本陣屋御殿図』にも描かれている排水施設の一部も残っています。
今は玉垣が立ち並んでいますが、外郭の土居も御殿図を見る限り当時のままかと思われます。石垣はおそらく明治以降に築かれたものでしょう。
これだけ見事に庭園が跡地とセットで残っているのは素晴らしいと思います。
いつまでも次世代に残していって欲しいですね。
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