春の長崎天草を巡る旅、(3城目)は「玖島城」です。
玖島城の築城者は、大村純忠の子「大村喜前」です。築城の経緯は前回お伝えしたので今回は省略します。しかしその前回、板敷櫓が工事中で見られなかったのが心残りだったのと、また桜の木が多かったので、その咲いた姿を見たいなと思い再訪しました。大村駅からバスで10分程のところにあります(大村公園前下車)。
桜祭りの最中で、平日にも関わらず多くの方が訪れていました。露店なども出て賑わい、ここ玖島城のある大村公園は大村市民の憩いの場所のようです。
そして念願の板敷櫓を見る事ができました。桜と扇勾配のコラボがとても美しかったです(写真①)。ここでは、大村喜前が自ら最初に築いた野面積の石垣に、加藤清正の指南を受けて増築した扇勾配の石垣、この二つの石垣を比較して見る事ができます(写真②)。またその日は板敷櫓の内部公開も行われていて、とてもラッキーでした(写真③④⑤)。他にも、清正の指南を受けて作られた大手門(写真⑥⑦)や、二ノ丸から本丸へ到る連続桝形(写真⑧)、また本丸にも大村桜が満開に咲いていて(写真⑨)とても美しかったです。日本のさくら名所100選に選ばれているとの事(写真⑩)。でもなぜこのような美しい城が、続100名城にも選ばれなかったのか? とても不思議でした🤔。
次は(4城目)平戸城に続きます。
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