見どころが多すぎたので、三回に分けて投稿いたします。長文ですが、お付き合いいただきますと幸いです。
肥前鹿島から佐賀行のバスで移動し、約1時間。佐賀城の最寄りの県警本部前のバス停で下車し、散策開始。
バス停からまず外郭を散策。
外郭や本丸など周辺を含めて、見学には2時間ほどかかりました。
① 北御門跡
県警前・県庁前のバス停から水堀を渡りすぐ。佐賀城内に出入りする4つの門のうち、大手門にあたる門の跡です。藩主が参勤交代する際は、この門を利用していたようです。石碑と説明板が設置されていました。
② 北堀石垣護岸
北御門跡から佐賀県庁沿いに東に進み、本丸通りを渡った堀端にモニュメントと説明板があります。堀端の護岸整備のために築かれた石垣のようです。天然記念物の大楠の移植の際に復元が行われたようです。北堀に架かる くすの栄橋 の歩道上から布積みの石垣を見学できます。
③ 南堀・西の丸隅櫓跡
北堀から本丸通りを一気に南下し、本丸跡に行くのを一旦抑えて、南堀側へ移動。南堀も堀幅の広さに圧倒されます。南堀を渡り切り、右手に堀端を進むと、歩道沿いに南堀の南岸の石垣が一部移築されています。
移築された石垣そばには、歩行者用の橋があり、堀の対岸のシャボン玉公園へ渡ることができます。シャボン玉公園は、佐賀城の西の丸跡にあたり、公園内のテニスコートそばに西の丸隅櫓跡が説明板あります。西の丸隅櫓は、三層四階で、佐賀城の天守に次ぐ高層建築物だったようです。佐賀の乱で焼失してしまったのが悔やまれます。
④ 南西隅櫓台
本丸の南西側隅の櫓台跡。本丸側からも見学可能ですが、道路側からの方が、見やすいと思います。こちらの石垣を少し珍しい亀甲積みで積まれています。
⑤ 東堀・裏御門跡
東堀は、一度埋め立てられましたが、近年になって復元されたようです。
本丸側の裏御門跡はL字状の道になっていて、当時の雰囲気が残っています。また船着場跡も復元されています。
本丸編につづく…
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