所在地‥石川県小松市原町208-2
平清盛と妓王(祇王)の伝説に出てくる佛御前は小松市の原町の出身で承安2年(1172)14歳で京に上り白拍子となりました。当時清盛の寵愛を受けていた白拍子の妓王のはからいで清盛の前で舞を舞う機会を与えられ、天性の美貌と才で清盛をたちまちトリコにしてしまったそうです。妓王さんも余裕こいてて後で「しまった」と思ったとは思いますが、後の祭りというやつで、その後清盛に佛御前を慰めるためとして舞を舞わされたりしています。清盛もすっかり妓王のことはどうでも良いかんじですね。
結果、妓王(当時21)は母と妹の妓女と共に出家してしまうのですが、佛御前も世の栄華の儚さを知り17歳で出家してしまいます。今でいうストライキに近いですが、清盛公にはたいして応えていないような気もします(体裁は悪いですが)。
個人的には21、19、17歳の若い女性が3人も出家してしまったのはもったいなかった気がします(オイオイ‥)。白拍子というと今でいうトップスターみたいなもんですからね。
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