【福住城】
<駐車場他>登城口前に<34.609649, 135.913267>もし先客が駐車してあれば、<34.608392, 135.911502>に停めれそう。
<交通手段>車
<見所>横堀・土塁
<感想>福住城の築城は室町時代、文献には1481年には館から城へと築造されていたようです。福住氏は古くからの豪族で、室町時代には筒井氏に属していました。1483年に北東に位置する福住井之市に越智氏・古市氏が築城した城を奪い取り本城を移した(福住井之市城)ようです。移転後もこっちの中定城も副城として機能していたようです。
登城口はGoogleマップの位置より少し西側より入ります。社のある曲輪までは整備されているので5分程で行けます。社の曲輪の奥が土塁となり、その奥が十字路の虎口になっています。十字路の西側の谷から入る道が本来の大手道のような感じがします。十字虎口から北側に土塁囲みの小さな曲輪があります。主郭の付属主郭になります。広いですがそこそこ鬱蒼と笹藪化しています。
主郭は南面以外は土塁で囲み、北西側に腰曲輪が付いています。南側の切岸は比較的傾斜がゆるく、横堀を埋めた幅の広い土橋の両サイドに石積みが残っています。現地説明板にある大坂の陣時の改修を加えたのはこの部分かなあと思われました。主郭は横堀で囲み、高い切岸になっています。西側の横堀は網目状に掘られて技巧的です。行きませんでしたが下の方に池が見えました。
<満足度>◆◆◇
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