姫路城は関ヶ原の合戦の後に城主となった池田輝政によって近世城郭として完成しました。まだ豊臣氏との火種が残っており、美しいだけではなく戦う城としての無骨さも持っています。
大天守の最上階の四隅には隠し窓が計八か所あります。平成の大修理の際に、土塀を撤去したところ見つかったもので、築城時のものとされています。現在は木枠で塞がれていますが、大天守を外から見ると、最上階のみならず至る所に、小さな小窓が見られます。
結果的に埋められたわけですが、これらの狭間から鉄砲が付きだしている姿を想像するとなかなか壮観です。
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