【二上山城】
<駐車場他>二上山万葉の森駐車場数十台分あり。
<交通手段>車
<見所>曲輪・眺望
<感想>二上山城の築城は楠木正成とも、室町時代初頭に河内国守護畠山氏が高屋城の支城として築城したともされる。その後赤沢氏⇒木沢氏と城主が変わり、現在見られる遺構は木沢氏が改修したものと思われます。
現地はハイキングコースになっていて、当日も多くの登山者が来ていました。上記駐車場登山口から登りはじめて、石切場⇒岩屋⇒二上山山頂へと行きました。距離はありますが、登山道の2/3くらいはアスファルト道を通れるのでビギナーでも簡単に行けます。城跡遺構は主郭のすぐ手前からいきなり出てきて右手斜面に竪堀、左手に主郭西側下段の曲輪が現れます。主郭は尾根に沿って東西に長広く削平しています。主郭の北側下段に帯曲輪があり主郭切岸がよく観察できます。主郭から東側に少し隔てて大津皇子墓所のある二の丸、二の丸から東方向に下山して行くと主郭南側下段にあたる箇所に東西に長広い削平地があります。藪化していますので気付きにくいです。東方向の下山ルートを更にもう少しだけ降りると分岐の所に舌状の曲輪があります。
藪化して見れてない部分もさらにあるかもしれませんが、山頂部分に予想外に結構多くの曲輪群が残っていました。
<満足度>◆◆◇
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