<オススメ>★★★★★
7世紀後半から九州全体を治め、防衛と外交の拠点として重要な役割を担った大宰府政庁跡である。その規模は平城京、平安京に次ぐ大きなものであり、南北22条、東西24坊の都市があったとされる。万葉集には「遠の朝廷」と詠まれ、その規模をしのばせる立派な礎石が残り、往時を偲べる。また、我が国の新元号である「令和」は万葉集巻五 梅花の歌三十二首序文にある『初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす』の文言を引用したものである。現在は、国特別史跡として整備されている。周辺には、水城・基肄城・鞠智城(続日本100名城)・大野城(日本100名城)など関連する史跡が多く、併せて散策することをオススメする。
<アクセス>
西鉄都府楼前 徒歩20分
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