鷺山城は斎藤道三の隠居城として有名な城です。城郭大系によると文治年間に新羅三郎義光四代の孫(原文まま)、佐竹常陸介隆義の子、秀義が美濃国山田郷に地頭職を与えられ居住したのが始まりとされています。戦国期には美濃国守護の弟・頼芸が居住し、頼芸が兄の頼政を追放し守護に納まってからは革手城に入り、天文3年(1534)大桑城に移ったようです。
頼芸の下で実験を握っていた斎藤道三は主君を追放し、天文17年に稲葉山城を嫡子・義竜に譲り鷺山城に隠居しました。鷺山城は周囲に対し独立した丘陵上に築かれ、小規模ながらも充実した遺構を備えています。鷺山公園の登城道は北に付いており、北の太子堂のある郭から尾根上に二手に郭が伸びています。
大堀切を隔てて南に主郭があり、西側には畝状竪堀があり、大堀切から道が続いています。この城に来るのは二回目ですが畝状竪堀が有るのは初めて知りました。来てみるもんですね。
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