大宰府天満宮に梅の花が開花しました。去年より2週間以上も早いようです。満開までにはまだ少しかかりそうですが、早くも春の訪れを感じました(写真①-⑤)。
今年の九州の冬は比較的暖かくて穏やかな日々が多く、昼にコートを着るような日はほとんど少なかったです。秋から短い冬を飛び越え一気に春が来てしまったような季節の変化に、梅もさぞかしびっくりして咲いたのかもしれません。
しかし一方で、能登地震のニュースなどで、雪の降る中で行方不明者の捜索をされている方々や、避難所で寒さに耐えている方々の映像を見ると、とても申し訳なく思い心が痛みます(すいません)。一日も早く復旧し元の生活に戻られる事を祈ります。
本殿は、現在修復リニューアル工事中で、仮本殿になっています。九州では数少ない平安時代の遺構を残す建築物なので、どのようにリニューアルされるのか楽しみです。
大宰府天満宮には「菅原道真」公が祀られています。道真は学問にとても秀でており知識も豊富で、当時の天皇からの信頼も厚く、京では右大臣にまで登りつめた人物でした。しかし、それをよく思わぬ藤原氏の陰謀であらぬ謀反の疑いをかけられ、大宰府に左遷されその生涯を閉じてしまいます。
同じ平安時代でも、現在の大河ドラマ「光る君へ」の主人公の藤原道長や紫式部より100年前の人物ですが、もし道真がこの二人と同じ時代に生きたなら、どんな事を語り合ったのだろうか? などとありえない事を、この梅の木の下で想像してしまいました(笑)。
帰りにまた、名物「梅ヶ枝餅」買って帰りました(写真⑩)。この味、私はやみつきです😊
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