嬉野温泉から中川(鹿島)行バスで向かいました。終点の「中川」のバス停から徒歩10分ほどです。鹿島へは佐賀からも鉄道・バスでアクセスできます。
鹿島城は現在、本丸は佐賀県立鹿島高校(赤門学舎)になっていますが、高校の周囲は旭ヶ岡公園として整備されているので、そこを目指して見学をスタート!!
中川のバス停から西に市街地を少し歩くと、鹿島城大手門があります。なんと大手門は現存。大手門前には、水堀と石垣もあり、城の雰囲気が一気に漂ってきます。大手門をくぐると、公園まで鍵の手状の坂道になっていました。道中には、ところどころ遺構があり、鹿島高校(大手門学舎)の校門近くにも、石垣がありました。
旭ヶ岡公園に入ると、正面に現存の赤門があります。赤門は現在、佐賀県立鹿島高校(赤門学舎)の校門になっています。高校の周囲には水堀が残っています。
また赤門のそばには、鹿島城赤門野外博物館 と銘打った説明板群があります。鹿島城の縄張り図や鹿島の歴史などが記された説明板が12個設置されています。縄張り図があるのは、本当にありがたかったです。
旭ヶ岡公園の東側に向かうと、大規模な石垣が残っており、迫力満点でした。楠社の北東側には櫓台と考えられる石垣も残っています。
櫓台の所から旭ヶ岡公園を出て、少し北に進むと、空堀跡があり、道路脇に土塁が残存していました。また本丸南側に行くと、鹿島藩家老の原氏の武家屋敷棟門が現存しています。
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