【龍野古城】
<駐車場他>龍野歴史文化資料館駐車場
<交通手段>車
<見所>曲輪・竪掘り・土塁・石垣・八幡宮跡
<感想>緊急事態前の駆け込み攻め城4城目。近世城郭のほうの龍野城攻城の後登城しました。龍野古城現地案内板の説明を要約すると、「龍野古城のある鶏籠山は鶏の伏せ籠に似た形だったためその名がつけられました。1499年に赤松一族によって築城され、赤松村秀が最初の城主として以降4代78年間赤松氏が支配します。1577年羽柴秀吉の播磨攻めの際に2万の軍勢を見た当時の城主赤松広英(広秀)は赤松氏の滅亡を憂いて秀吉の軍門に下ります。広秀は後の竹田城主となります。龍野城はその後秀吉の家臣が数人城主を務め、1598年に山頂の城を取り壊して麓の現在の地に城が築かれたといわれています。」
龍野古城へは龍野城の西端の高麗門のそばに獣よけのゲートがありますので開けて入山します。登山道は整備されているのでストックは不要ですが靴はそれなりのものを履くようにした方がよいです。ゲートを入ってすぐ登った所も東西に長い曲輪跡が数段あったようです。20分程登ると南曲輪群の最下段とおぼしき曲輪にあたります。城跡は山頂に主郭、そこから南の麓側に主に連郭の曲輪が数段連なっていて明確に曲輪土塁が残っています。主郭から北へも3段程曲輪があり、その先は堀切で仕切っています。主郭周辺は残存の石垣が所々にあり探し見付けるのが楽しいです。主郭東側の腰曲輪には八幡宮跡があって、石鳥居の残骸、石畳み、石段が残っておりここも見応えあります。
麓の龍野城と一緒に投稿するのには勿体ない見所ある城跡でしたので今回別途投稿しました。麓の龍野城来訪時には一緒に行くのをお勧めします。
<満足度>◆◆◇
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