過去のお城巡りの振り返り、第10段は茨城県猿島町(現坂東市)の逆井城。
現在、古河市東部から坂東市と八千代町および常総市の境界付近を流れる飯沼川。
これは江戸中期まで飯沼という全長約30km、幅約1kmの細長い沼でした。
この飯沼西岸、台地の縁に築かれている逆井城。
元々逆井氏の居城だったと考えられ、北条氏の勢力下に落ちると北条氏繁により大改修され、対岸の佐竹氏、結城氏、多賀谷氏と対峙した最前線基地の城。
北条氏が滅んだ後は廃城となりました。
現在は本丸、二曲輪、三曲輪の一部が逆井城跡公園となっており、中世の姿が復元されている城。
井楼矢倉から物見櫓(二層櫓)までの一体以外あまり記憶に残っていませんが、訪問時の滞在時間は1時間と少々。
誰でも中世の城にタイムスリップできる、数少ない城の1つですね。
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