会津というとどうしても幕末に舞台に大きく登場するせいか江戸~明治のお話が多くなってしまっていて、お城の展示もそのような傾向があるかと思います。
ところが会津全体を眺めてみると自然は超美しいし、歴史ある神社仏閣もたくさんあります。会津若松城は鶴ヶ城の名に恥じぬ美しさです。
私は薩摩x長州の血筋ですが、今回、会津が大好きになりました。もちろん戦乱の歴史は目を背けてはダメですが、会津の美しさはもっと前面に押し出してこそ会津の人々の生きざまが良く伝わる気がします。
正直、当時の国際情勢から言えば、藩の領地をプロイセンに売却し武器を調達しようとするなどもってのほかですし、孝明天皇崩御の後は流れを完全に読み違えているとしか思えないところもあります。
しかし、一般の人々にはそういう「ご高説」はどうでもよくて、ただ「この美しい会津を守りたかった」ということなんだろうな、という気がします。
日本中めぐっていると、先の大戦で破壊された文化財に多く出会います。若松城はとても美しいです。その美しさが紆余曲折経たとしても、いま目の前に存在することに感謝です。
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