JR飯田線/身延線沿線城巡り6日目:城びと未登録(静岡県静岡市)吉川氏館
(2021/07/02 訪問)
JR飯田線/身延線沿線城巡り6日目の13城目は吉川氏館です。
久能山城から転戦。説明板前(35.021110、138.460178)に路駐しました。
戦国時代、安芸毛利氏の有力国人衆として活躍した吉川氏の出自は駿河豪族の入江氏とされ、1183年(寿永2年)頃、初代吉川経義がこの地に所領を与えられ館を構えたとされます。
鎌倉幕府を開幕した源頼朝の死後、幕府御家人達の政争が勃発。当主吉川小次郎友兼は京に向かう梶原景茂を討ち取るが、自らも交戦時の傷により没しています。
友兼の子朝経は亡父の戦功により播磨国福井庄に領地を与えられ、1221年(承久三年)の承久の乱では宇治橋合戦の活躍により安芸国大朝本荘の地を与えられるなど、吉川氏はその名声を高めていった。
のちも吉川氏はこの地より播磨・安芸の領地を支配するが、1313年(正和2年)五代吉川経高のときこの地より大朝庄に移住したようです。
この家系が後に毛利元就の次男吉川元春を養子に迎え、江戸時代周防国岩国3万石の領主となりました。
説明板の写真を撮って撤収です。
攻城時間は5分くらいでした。
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