鷹取山城の続き(2/2)です。山頂からの360°の眺めは最高でした。汗をかいたので風がとても気持ちよかったです。前回写真⑦の説明で太兵衛が日本一だと言っていた、ここよりまだ高い福智山がドンと目の前に見えます(写真①)。あの上からこの鷹取山城を見下してみたいですが、私の足がもう限界と言っているので無理そうです。ここで持ってきたお茶とおにぎりを頬張りました(うまい!)。神社からここまで誰にも会わず、この雄大な景色をゆっくりと一人占めできました!(写真②③)。結局平日のせいか、行きも帰りも最初から最後まで誰にも会いませんでした。
鷹取山城は二段になっていました(写真④)。上段の主郭には隅櫓の礎石跡があります(写真⑤⑥)。下段の外郭にも櫓の跡がいくつかありました(写真⑦)。また四方に虎口があります(写真⑧)。当時はさらに上段・下段とも多聞櫓で厳重に囲まれていたようです。斜面には石垣の跡や畝状竪堀も見られたので、破却前はいったいどんな城だったのか? かなり壮大な城だったように思えました。
帰りは福智山ダムルートで下山しました(前回写真⑨)、というか同じ道を下るつもりが間違えてしまい、1時間も遠回りしてしまいました。結局全行程4時間くらいでバス停まで戻り着くだろうと甘く考えて登り始めたのですが、私は健脚でないにもかかわらず、さらに道まで間違え遠回りしてしまったので、終わってみれば7時間もかかってしまい、翌日筋肉痛に襲われたのは言うまでもありません(笑)。
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