田尻城の続きです。尾根を登って行くと各所に扁平地があり、石積み遺構があります。実は登ってきた分岐から西の尾根を下って行った先にも石積みがあります。帰りに尾根を下って行く時に、東側に分岐が付いていて、そこを急なロープ場を伝って帰途につくのですが、注意しないとそのまま尾根を下って行ってしまいます。そそこにも城址の雰囲気があり、石積みも有ったりします。雰囲気に釣られて、そのまま下って行くと道が途絶えていて、道を違えたことに気づきます。とはいえ、そこも広義の城域だと思うので全く無駄ではないと思います。何にせよ、帰り道のルートは一つしかないので、そこから分岐まで戻る必要があります。
話を登城途中に戻すと、石積遺構から城址までは、まだだいぶ距離が有ります。標高646mあたりにロープ張り矢印設置の作業の途中と見られる痕跡が有りました。イオさんが「城びと」に投稿した影響か?・・と思いましたが、正直「城びと」にはそこまで影響力は無いですな。いつかは玉越ですよ。標高684m地点で郭と、それについている堀を発見。
その上の郭にもうっすらと堀のついた郭が有るようです。堀はほとんど埋まっているので、判別は難しい、気のせいかもしれませんよ。
城址に近づいていくと大きな岩がゴロゴロしている。主郭北側には明確な石垣は有りませんが大量の石が散らばっている箇所もありました。
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