遺構★★★⭐︎⭐︎ 石垣、水堀、天守閣跡
駿府城に行ってきました。ってかめっちゃ久しぶりの投稿となります。駿府城は徳川家康が築城したのが始まりですが、そのすぐ後、秀吉の命令によって関東に移されると、中村一氏が改築し、天守を築きました。秀吉の死後、再び家康が入り、一氏の天守を取り壊して日本一大きな天守を築きました。家康はそこで晩年を過ごし、亡くなります。その後天守は落雷により焼失、再建されることはありませんでした。
駿府城は主に外堀と石垣が見どころとは思いますが、発掘調査のされた天守閣跡を見るのがいいと思います。中村一氏のものと家康のものが共存しており大変貴重です。一氏の天守台は野面積みが主ですが、家康のは切り込み接ぎや打ち込み接ぎとなりよく違っています。さらにすごいのはなんと、家康の天守台にはかつて薬研堀があったようです。これには驚きました。他にも、本丸堀の石垣や、朝田辰兵衛さんのクイズにもあった水路の石垣も必見です。積み方が混合された石垣は見どころですよ。あ、ちなみにこれなぜかというと、観光協会の方に伺うとどうやら、地震が起きるたびに石垣を修復していたからだそうです。歴史の背景もかんじられる面白い城でした。
写真はスマホで撮ったものです。後ほどカメラで撮ったものも紹介します。
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