日野江城は標高60mの丘陵上に築かれていて、本丸を中心に東に二の丸、南西方向に
三の丸が広がり、北西方向にも郭が広がっており、かなりの城域を持っている城です。
本丸の周辺や二の丸の下段に石垣が残され、特に二の丸の下段の郭のあたりからは
階段遺構と呼ばれる東側の大手口からつながる直線的な階段が発掘されています。
いまは埋め戻されているようですが雰囲気は感じとることができます。
城主有馬義直は先にキリシタンとなった弟の大村純忠の勧めで晩年に洗礼を受けて
キリシタンになっています。あとを継いだ晴信も洗礼を受け、大友宗麟や
大村純忠とともに少年使節をローマへ派遣したとあり、キリスト教とかかわりの
深かった土地柄のようです。
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