加齢により感情の起伏が小さくなってきました。逆に分かっているかのように斜に構えたり気取ってみたり。何より驚きや感動が少なくなって来たのが残念で良くない傾向です。いつからか予習をせずに真っ白な頭で訪れるようになりました。その場合、良い城の訪問になると初見で大きな驚きを感じます。こちらもそんなチャシでした。きっと十分予習して写真を見て訪れたらそこまでの驚きを感じないでしょう。
野付半島は道路の両脇が海です。岬や半島を走るのと違い水面と道路の高低差が小さく、トドワラやナラワラを見る事が出来ます。この世の果てと呼ぶ人もいて楽しみにしていました。その入口の直ぐそばにダブ山チャシはあります。
詳しい案内板を見て登っていくと景観はオホーツク海と遠くに見える雪山と眼下には蛇行する小さな川が。ショボい展望台よりも良い景色です。そこには今までよりも大きなチャシの遺構が広がっています。こちらも祭祀用でしょう、今までの基本形状を変形しているようです。違ったのが堀が二重になっいる場所がある事と、大外に小ぶりの堀が入っている事です。とても良い遺構で軽く興奮気味でした。初見の際の驚きに勝る驚きはないのではないでしょうか。
その直後は興奮気味のままに野付半島を行けるところまで走っていきましたが、想像より面白くない。チャシが良すぎて半島が霞んでしまったようです。先に半島へ行くべきで訪れる順番が逆でした。それなら両方楽しめた事でしょう。
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