後瀬山城は大永2年(1522)若狭国守護の武田元光によって後瀬山に築かれました。主郭には石垣が配され愛宕神社が祀られています。案内板によれば主郭から山麓の現・空印寺の居館跡に通じる北側の陵線と、登城道に平行する東側の陵線に大小139ヵ所の郭が設けられているようです。「赤い奴」で見ると凄いことになりそうですね。
これらの陵線の郭の間を繋ぐ道が北東谷間に幾つも見られ「谷の横道」と呼ばれているようです。北側の陵線の先端に幾つもの防御機能を持たせ、丹後国守護一色氏を意識し西の小浜への入口の防御を意識しているようです。
+ 続きを読む