楽田城は織田久長によって永正元年ごろに築かれたとされ、「遺老物語」によれば永禄元年(1558)城中に高さ5mの檀を築き、その上におよそ12mと15mの櫓を建て、階上の中央に八畳敷き程の座敷を設けたとあります。どうやらこれが天守閣に対する最も古い記述とされているようです。
天正12年の小牧・長久手の戦いの際には小牧山の徳川家康に対して、豊臣秀吉家臣・堀秀政が守り、秀吉も犬山城から楽田城に入ったとされています。かつての土塁や堀も今は失われ、楽田小学校の一角に城址碑が立っています。
話はかわりますが、コンビニのツバメが巣立って行きました。一羽残らず巣立つことができたようで、ツバメの親の努力には頭が下がります。だいぶお疲れと思うのですが、いまごろ四羽を先導して南に向かって飛んでいるのでしょうか。一羽も欠けることなく目的地にたどり付けると良いですね。
また話はかわりますが、正直 「百名城かるた」の件は残念です。自分のことばかり書いていますが、こうしたイベントで城びとが盛り上がってコンテンツとして長く続いて欲しいと思っているのは本当です。「かるた」もなんらかの形で継続していって欲しいと思っていますし、様々なイベントで皆が楽しめて、新しい城びとが入ってこれる呼び水になってくれればいいなと思っています。
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