毛利氏の織田方に対する防衛ラインである境目七城。そのうちの加茂城跡と日幡城跡へ行って来ました。両城とも城びとには未登録の城址です。備中高松城址からは比較的近いので周辺観光で投稿します。
加茂城
備中高松城から南に2Kmくらいの距離にある毛利氏の境目7城のひとつです。天正10年、秀吉方に攻められて城内で内紛があり落城しています。
二の丸土壇が残存し、説明板がありました。
備中高松城からは徒歩25分くらいでしょうか。
日幡城
毛利氏の「境目七城」のひとつで、日幡氏の居城として知られています。
毛利氏より派遣されていた上原元祐は羽柴家の調略に応じて織田家に寝返る決断をします。二の丸を守る三代目城主の日幡六郎兵衛景親に、一緒に寝返るよう説明しましたが「あなたは毛利の加勢であり、毛利家の縁者であるのに残念な事である」と日幡六郎兵衛は断りました。そして、日幡景親は本丸に行って、上原元祐を討ち取ろうとします。しかし、寝返りを決めていた日幡六郎兵衛の弟・日幡八郎左衛門や大森茂八ら数十人が日幡景親を返り討ちにし、日幡城は羽柴勢に降伏しました。しかし、また毛利方に奪い返されたようです。
城址碑がありました。その裏が城址のようですが、私有地のようで確認していません。
賀陽氏館より徒歩15分くらいで行くことができます。
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