徳島城は至徳2年(1385)に細川頼之によって築かれたとされ、家臣の三島外記が守ったとされています。天正10年(1582)には長宗我部元親が阿波を平定しますが、豊臣秀吉の四国征伐により蜂須賀家政が18万6千石で入り、平山城として改修を受けたようです。
石垣には眉山の三波川変成岩が使われているようです。表御殿庭園には阿波青石(緑泥片岩)が多く使われています。青石を繋いだ見事な石橋はこの庭園の最大の見どころだと思います。青石にもいろいろあるようで、紀州青石や伊予青石は緑色片岩とされ産地によって材質や名称が異なるようです。
紀州青石は和歌山城に多く使われ加太の城ヶ崎周辺や雑賀崎で採取されるものを使用しています。
+ 続きを読む