安良里城は城というよりも、安良里港を監視する砦の様な感じで、自然歩道から延びる尾根上にはいくつか見張りを置けそうな場所が有りました。途中後世のものらしい石垣もありました。
この日は晴れ間も見え、西伊豆から見た海が美しかったので、一緒に載せます。駿河から見た時より綺麗な青色に見えるのは光の加減でしょうか?
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2024/08/11 10:25
2024/08/10 09:30
自然歩道を行く(急がば回れ) (2024/07/14 訪問)
文字通り安良里港を抱え込むように海に突き出した丘陵の先端部に安良里城は築かれていました。標高はおよそ100mで比高も同様と見られます。網屋崎方面から登城は無理なようで、城址から降りてくることも難しそうです。周辺のヤブが凄いですね。
「急がば回れ」で南東の自然歩道から登城します。しばらく歩くことになりますが、道はしっかりしているので安心感はあります。城址に向って行く途中にも見張などを置けそうな扁平地がいくつかあるようです。城址の入り口(虎口でいいと思う)に近づくと石垣らしきものが見えてきて、加工されていない巨岩もあります。尾根上を北に向かうと東屋らしきものが有り、ここが主郭になるようです。
主郭周辺に矢穴石らしきものもあります。目立つところに置いてあるのかな? 案内板には北側の急な下り坂を降りると網屋崎へ降りれそうな記載がありますが、先ほど見た感じでは脱出は難しそうなので、元来た道を戻ります。
戦国期の安良里港は軍船を隠しておくにはもってこいの場所だったようです。北条氏は梶原備前守兼宗を大将とする水軍の基地として活用したようです。天正18年(1590)豊臣秀吉の小田原征伐の際には徳川家康の家臣・本多重次率いる水軍に攻められ兼宗以下多数が討死し、落城したようです(城郭大系より)。
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2021/01/19 10:28
断崖絶壁に足がすくむ海城 (2021/01/17 訪問)
安良里港の西、遊歩道から登城。
休憩所のある主曲輪まではわりと整備がよく気持ち良く歩けたが、、そこから先の岬先端へは、海岸線の断崖絶壁に武者走があるような地形。
経年劣化の崖崩れを起こし、岩と根が足元を占領。戦国期より今の方が要塞じゃないかと思う。
しかも主曲輪到着した午後4時近くに、突然の強風と横殴りの雨。あわよくば主曲輪でサンセットでもと思っていた自分に後悔した。しかしながら、30分もすれば登城口に戻れて無事生還。心細かった程度で済んで良かった。豊臣対北条の水軍戦で豊臣方は特別苦もなく安良里城を落としたようだが、、、信じれない。
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2021/01/19 07:41
遺構が沢山残っています。 (2020/10/10 訪問)
https://youtu.be/Mhp5SrVhCSI
↑この動画が参考になります。全くもって侮っていました。こんな所に、こんなお城があるなんて。ガイドマップもない中で、登城開始!これで本丸に行けるのか?不安を抱えながらの登城です。ハイキングコースとして整備されていますが、崖そばの細い道だったりで、ちゃんとした靴でないと危険です。石垣や堀、井戸跡など遺構は沢山確認できますが、看板が無いので気づかず通り過ぎてしまいます。
↓後半はこちら。
https://youtu.be/7B1A99RzFIU
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分類・構造 | 海城 |
---|---|
築城主 | 不明 |
築城年 | 不明 |
主な城主 | 梶原兼宗・三浦茂信(後北条氏家臣) |
遺構 | 曲輪、堀切 |
住所 | 静岡県賀茂郡西伊豆町安良里 |