周山城は標高480mの城山山頂部に主郭を置き、丘陵尾根に放射状に曲輪が展開され、東西1.3km、南北0.7kmにも及ぶ大規模な山城です。明智光秀公が丹波・丹後平定後に築城し、織豊期の特徴(天守、瓦葺、石垣造り)を色濃く持った代表的な造りとなっています。
曲輪(本丸・二の丸等)や石積み井戸が現存し、曲輪の虎口には枡形虎口を配し、石垣・登り石垣で防備を固めていることが分かります。
「道の駅 ウッディ京北」に駐車し、用を済ませた後(ウッディ京北以降の登城道にトイレはありません)熊の生息が確認されているとの事で、熊鈴を付け登城開始。途中「黒塗り光秀座像」をまつる慈眼寺(こちらで御城印も求めることが出来ます。)を過ぎ3分程で登城口に着きます。登城口から約80分程で、主郭部に辿りつくことが出来、登城路はよく整備されており登城するのに難はありません。が、しかし約11年ぶり2度目の登城でしたが、11年前は80分も時間がかからず、息もあがらず主郭部まで到達したように記憶していましたが、今回の登城では、20分も歩くと「はーはー、ふーふー」防寒着を脱ぎ捨て、途中ヒートテックの肌着を胸まで上げてお腹を出して休憩するなど、体力の衰えを感じた登城でしたが、約400年前から残る野面積みの石垣、高石垣を造る技術がない時代の石積み跡、光秀公も踏んだであろう石の段を見て、400年前の空気を感じることが出来、幸せな時間を過ごすことが出来ました。
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