岩屋城の続き(2/3)です。大手門の前を過ぎるといよいよ登山道に入ります(写真①)。
登山道は落ち葉も少なく整備されているので比較的登りやすいです(写真②)。しかし三の丸から二の丸への道は、掘底の中を登るような道になっていました(写真③)。これは後で掘られた道ではなく、当時からこのような道だったのではないかと思います。わざと深くして敵から身を隠し移動できるよう、また敵がここを攻めてくれば矢や鉄砲を撃ち、また上から巨石を転がしたりして防いだのではないでしょうか。
そして虎口があったような跡がありました(写真④)。左側はすごい傾斜の切岸です。という事は🤔・・・敵は狭いこの間を通らないと上へは登れないという事? さらに登っていく途中にふと下を見ると、まださらに大きな竪堀と切岸が! これはすごい角度です(傾斜角70度はあります!)(写真⑤⑥)。これなら島津軍も容易には落とせなかったはずだと納得しました。私には足がガクガクする程のすごい迫力なのに、確かに写真にすると伝わりにくいですよね。私もうすうす思ってはいましたが、POYO君はそれをストレートに表現していたのでびっくりしました(NICE! )。でも市場城の写真よく撮れてますよ!
そして大手門から登ること30分、二の丸に着きました。二の丸には高橋紹運の墓があります(写真⑥)。紹運はここで討ち死にしたようです。首は島津忠長の本陣に届けられ、胴はここに埋められ、そこにお墓が立てられたそうです。
そして二の丸から舗装されている車道を横切って本丸への最後の階段を登りました(写真⑩)。車で本丸のみ見たい方は、大宰府駅前から浦之城橋を渡ってここまで来る事ができます。写真⑩の前の路肩に2台くらい停められるスペースがあるので、そこに路駐されたらいいと思います。その先は大野城までつながっています。車で来て下から私と同じ登山道を登りたい方は、大宰府政庁前に30台程の無料駐車場がありますのでそちらを利用されたらいいと思います。
次は(3/3)本丸へ続きます。
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