茨城県土浦市の土浦城です。1430年頃小田氏に属する在地領主の若泉氏が居館を置いたのが始まりとされます。戦国時代1516年同じ小田氏の武将菅谷氏に攻め落とされ菅谷氏の本城となっています。小田氏は佐竹氏と争い本城の小田城を奪われるたび土浦城へ逃れてきますが、1583年佐竹氏の軍門に降っています。しかし豊臣秀吉の小田原北条攻めでは、菅谷氏は北条氏と結んだため滅亡。関東に入封した徳川家康は結城秀康に土浦城を与えますが、結城氏が転封すると藤井松平氏が入城、近世城郭に改修しています。1618年西尾氏が城主となり本丸御殿をはじめ本丸二層櫓二基などを構築、その後城主はめまぐるしく替わり1687年土屋氏が6万5千石で城主となり、明治維新まで続いています。歴代城主は老中など幕閣となった者が多く、この城は水戸・奥州への要地として重視されたとされます。城は霞ケ浦近くの低地に築かれた平城で、本丸・二の丸・三の丸・外丸を有し、東西600m南北600m程で霞ケ浦の水害でも水没することなく水に浮かぶ亀のように見えたことから亀城とも呼ばれています。現在は本丸と二の丸の一部が亀城公園として太鼓櫓門・東櫓。西櫓・霞門・高麗門など整備され往時を偲ばせます。隣接する土浦市立博物館に城関係の展示もあり料金105円で入館・駐車場も利用できますので便利です。
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