備中松山城の現存土塀の今と昔(昭和56年訪問▪2018.10月再訪)
備中松山城には、現在、シャトルバス終点のふいご峠駐車場から登っていくと大手門の下辺りから真上に真っ白な土塀が見えてきます。
大手門を抜けると正面にながーい土塀が道沿いに続きます。
さらに本丸に入ると、天守裏の二重櫓まで土塀がぐるりとめぐっています。
37年前には、たった2つの土塀しか現存していませんでした。
さて、現存する土塀はどこにあるのでしょうか?
一番有名なのは重要文化財にもなっている大手門を抜けた先にある土塀です。
でも、全部ではなく、ほんの一部分。途中段差になっているところまでです。
もうひとつは、登ってくるとき最初に見えた大手門の真上辺りの厩曲輪にあるカギ型の土塀です。ここもほんの一部分。どこが現存物なのかは写真の解説の中に答えが😊
本丸部分は全て復元されたものです。
お城に行くと必ずといっていいほど土塀がありまが、土塀があるだけで綺麗なお城の雰囲気を醸し出してくれてますね。
たかが土塀、されど土塀ってとこでしょうか。
その中でも現存土塀は数も少なく、とっても貴重なものなんですね。
+ 続きを読む










