伊達政宗公の隠居城ですが、現在は宮城刑務所になっています。敵から守る為の堀や土塁のある城が刑務所に再利用されることは「なるほど経済的」とも思いますが、城好きからすると、そうなると中に入ることができなくなるわけで・・・遺構が消え去ってしまうよりはましですが(土塁なんてほぼ完全な状態?)、ある意味、一庶民は外から眺めるだけという往時のリアルな城を見る感覚を味わえました。
親戚が徒歩15分くらいの所に住んでいるので、徒歩で訪れましたが、観光地ではないので駐車場はありません。todo94さんのように河原町駅から歩くか、まっつんさんのようにレンタサイクルで訪れるのがいいと思います。
刑務所なので、捕まらないと中に入れない・・・と思いきや。親戚の話によると、1年に1度、10月か11月頃に刑務所の作業場の一般公開があり、中に入ることができるそうです。ネットで検索すると確かに作業場を見学した方のブログがありました。内部はもちろん写真・ビデオの撮影は厳禁のようですが、「ブラタモリ」でタモリさんが見たような景色を目に焼き付けることができそうです。
戦国の気風がバリバリ残る仙台城(青葉城)と比べると、この若林城は平時の平城で、政宗公が天下への野心を失ったことを物語っているように感じました。司馬遼太郎さんの短編「馬上少年過ぐ」で描かれていたような隠居生活をここで送っていたんでしょうか。
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