今年も無事、景徳院に勝頼くんのお参りに行くことができました。合わせて行くお城は岩殿城。(行っちゃダメなとこですが、近いので。)
稚児落とし方面に曲がったところに短い鎖があり、ここを降りるだけなら行けるなと思ったのですが小山田トラップがあるかもしれないのでやめて、一気に山頂を目指しました。
山頂の味気ない本丸の先は通行止めのままでしたが、大きな空堀は上から眺めるだけで充分でした。
前回登城時に見逃した井戸(飲用と水浴び用)は水が湧きそこだけ羊歯が青々と茂っていて、この中が天正10年に繋がってたらどうしよう…と少女マンガみたいなことを考えてしまいました。
富士山はあいにく雲の中でした。
遠足にはおやつが必要なので、大月駅前の「桔梗屋東治郎」に寄っていろいろ仕入れてから景徳院へ向かいました。姫ヶ淵のレリーフからして泣けますが、多くの敵兵もここで命を落としており、勝頼くん♡とか言ってる場合じゃないなとここでは思ってしまいます。
この日のいちばんの目的であった「武田勝頼公廟所」の御朱印をいただき、景徳院を後にしました。次回はもう少し先へ進み、竜門峡遊歩道を歩いて天目山温泉に行ってみようかと考え中です。
続いて、理慶尼の墓参に大善寺に行きました。「理慶尼記」は涙なしには、そして訳文なしには読めません。保田與重郎全集の「理慶尼の記ー武田勝頼滅亡記」で読みました。
大善寺では国宝の薬師堂を案内していただき拝観しました。併設の民宿にお泊まりもできるのだそうです。
すぐ近くに勝沼氏館がありますが、今回は寄らずに、勝沼ワイナリー「ぶどうの丘」をこの日の締めにしました。見晴らしのいい素敵なところでしたが、ワインの知識はゼロなのでワインカーヴは見学(無料。試飲は有料)だけして「甲州葡萄のお酢」をお土産(←自分への)にしました。
最後に三人の辞世の句を。
朧なる 月のほのかに 雲かすみ
晴て行衛の 西の山の端(勝頼)
黒髪の 乱れたる世ぞ はてしなき
思に消る 露の玉の緒(北条夫人)
あだに見よ 誰もあらしの 桜花
咲ちるほどは 春の夜の夢(信勝)
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