上野東照宮も昨年は開門時間前で入れなかったので、寛永寺に続いて訪れました。言うまでもなく東照大権現・徳川家康を祀る神社ですが、寛永寺の一角に創建された東照社をはじまりとし、徳川家光が日光までお参りに行けない江戸の人々のために日光東照宮に準じて建立した社殿が現存しています。
大石鳥居から水舎門を抜けて両側に石燈籠の立ち並ぶ表参道を進むと、右手に江戸前期再建の五重塔が建っています。明治の神仏分離令を受けて寛永寺の所属とすることで破却を免れ、その後、東京都に寄付されたことから現在は上野動物園の敷地内にあり、東照宮境内からは柵越しに眺められるのみです。
前回は入れなかった門の中に入ると右手に神楽殿、左手に水舎があり、水舎の隣に境内案内図が立てられています。そして突き当りには絢爛たる唐門が建ち、その背後には金色殿と呼ばれる社殿も覗いています。透塀の内側で社殿を間近に拝観することもできますが(拝観料大人500円)、帰りの新幹線の時間まで余裕がないので断念…。唐門の両脇には徳川御三家が奉献した銅灯籠が三基ずつ並び、御三家灯籠と呼ばれています。参道沿いに立ち並んだ約200基に及ぶ銅灯籠や石灯籠も全国の大名家から奉献されたもので、境内案内図をよく見てみると全ての灯籠が番号付きで書き込まれていて、案内図下段に灯籠の番号と奉献者名、奉献年代が記されていました。時間が許せば案内図を参照しながらひとつひとつ見て回りたいところですが、帰りの新幹線の時間まで(以下同文)。最後に、佐久間勝之が奉献し日本三大燈籠に数えられるお化け燈籠を見て、上野東照宮を後にしました。
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