前回の沼津城に続き、先月末は静岡県沼津市の長浜城に行ってきました。
伊豆半島西側の付け根、波風が穏やかな内浦湾に発端丈山から伸びる尾根の先端部。
海岸は水深があり、現在もヨットの係留地であるこの場所は、北条水軍が配備された城。
駿河湾に侵攻してきた武田軍との海戦では、里見水軍戦で功績を挙げた梶原景宗が大将となり、安宅船を10艘配備していたとか。
また秀吉の小田原征伐では土豪の大川兵庫らが立て籠もったものの、戦わずして廃城となったのかな?
史跡公園となった現在は登城口等に説明板が設置され、小さな城にもかかわらずビックリするほど整備が行き届いていました。
昭和に別荘が建っていたようですが、堀切や主要曲輪には土塁が残存。その土塁は時を経て低くなっているものの曲輪の南西側につくられており、敵の重須地区上陸阻止が役割の城でしょうか。
第2第3曲輪間の虎口付近や、第1曲輪へ上がるための復元櫓には、城のおもしろさが見られ、そして富士山と淡島が浮かぶ内海湾の眺めは、大きなキャンバスに描かれた日本画の様。
城びとで知った長浜城が、私のお城巡りの112城目となりました。
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