上野原城の帰りに京王片倉で下車して久しぶりに寄りました。大小二つの曲輪とそれらを囲む土塁やお堀、土橋など見どころがいくつもあり、規模はそれほど大きくないのですが縄張りやパーツを歩いて理解しやすいお城です。西郭の芝生広場も気持ちがよくて、アドベンチャー感もあります。
みなさんが目を留めておられる、鬼門にあたる腰曲輪にある住吉神社の毛利のマーク。応永年間に大江師親(毛利元春)が長門国から移り住んだ際に勧請したとこの地では信じられているのだそうです(大系より)。
現地説明板には小田原北条氏による築城や利用の可能性も考えられると書かれていました。東郭南側の崖道、ゆっくり見たかったけれど蚊の大群に襲撃されたので池山ブンブン丸になりながら駆け抜けてしまいました。
【お城川柳126】
古絵図に描かれし井戸よ今いずこ
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