(続き)
主郭から曲輪14・16間の堀切まで上り、堀底からまずは曲輪14へ。曲輪14の北側にも堀切があり、堀切に突出した櫓台と思しき石垣が築かれています。曲輪14の東辺も石垣で覆われていて大いに見応えがありました。
石垣を眺めながら堀切に戻り、堀底道を東に下ってまた上ると、曲輪15の石垣が見えてきます。北西辺の石垣沿いに進み、北東麓に少し下りて行くと竪堀と浅い堀切がありました。曲輪15に引き返し、曲輪上段からは琵琶湖方面の眺望が開けています。眼下には東山道が走り、遠くは水茎岡山城~八幡山城~観音寺城まで見渡せます。曲輪15は北西辺だけでなく南西辺にも大規模な石垣があり、さらに南東辺にも石垣が遺っています。先達の皆さまの投稿で「石垣の中世山城」とは承知していましたが、まさかこれほどとは…。
ここまでですでにテンション爆上がり、意気揚々と曲輪16に登って行くと、曲輪の南部から北西麓の主郭に向けて石垣造りの虎口が開口していました。主郭へ下りるのはまた後にして、今度は山頂部の曲輪群に向かいます(続く)。
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