金沢城の新たなシンボル・五十間長屋は平成13年に菱櫓・橋爪門・橋爪門続櫓とともに
再建され、金沢城址公園から金沢城公園に改称されました。内部は来訪者が訪問しやすいよう
配慮がなされており、バリアフリー化も完備しております。それゆえに、完全な木造復元
とはいえず、若干の違和感も伴うものではありますが、城郭建造物の復元の一つのかたちであり
自治体の判断を尊重したいと思います。再建建築物以外にも重要文化財に指定されている数多くの
建築物が残っており、三十間長屋には再建された建物にはない重厚な存在感があります。
玉泉院丸庭園は明治には廃されていましたが、平成20年から5年をかけて調査がなされ、
平成27年3月に復元が完了しました。色紙短冊積石垣はTVでも紹介され、金沢城の新しい
名所として注目が集まっています。
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