りかんじょう

利神城

兵庫県佐用郡

別名 : 雲突城、平福城
旧国名 : 播磨

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利神城頂上部石垣を麓から眺める
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カズサン

麓からの眺めと道の駅の資料 (2023/10/07 訪問)

 利神城を道の駅宿場町ひらふくの麓で山頂の郭を眺める事が出来ます、そして表には利神城の大型解説板が立てられ良く目に付きます、また室内では利神城の立体模型が展示されて、陣屋町平福のイラスト付きガイドマップ、佐用町「三城」利神城、上月城、佐用城(福原城)の縄張図付き解説パンフレットがA2四折りで入手する事も出来ます。
 利神城のミニ資料館的役割を果たしています。大変ありがたい。
 
 またQRコード付きで利神城ガイドツアー参加者募集中、料金1名弁当付き3000円と掲示されていました。写真添付しますが最新の情報を確認して対応ください。
 
 50数年前から浜松・鳥取を往復して何時か利神城に登ってみたいと思いながらいまだかって麓から眺めるだけに成っております、年を経てさらに難しい事です。

 
 国道2号線から国道373号線を走ると白旗城、赤松氏館、上月城、福原佐用城、利神城を見ながらの走行で走りながら感動ものです。平福の道の駅から無料区間の鳥取道に入り約70km程1時間弱で鳥取市内に着きます、大変便利になりました。
 

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赤い城

幸運にもガイドツアーに参加 (2023/09/24 訪問)

石垣崩落の危険性があるためガイドツアー以外での入山は禁止されています。
たまたま城友さんからキャンセル待ちが出たとの連絡を頂き、一緒に参加することが出来ました。
参加料はお弁当込みで3000円、道の駅ひらふくからスタートです。
山頂を見上げ、登りたい気持ちを抑えながら麓の平福町の歴史や見どころを聞きます。
ガイドさんの地元愛を感じることができます。
いよいよ登城口、山中鹿之介が別所氏を攻めたことから鹿之介の気持ちになって鬨の声をあげて登って行きます。
尾根道を登ると石を切り出した削平地に。
さらに登って行きます。
結構な急坂ですが意外としんどくない、アドレナリンが出てたんでしょうか。
三の丸の手前に堀切があります。
久々であった堀切、城成分が補給されました。
さらに登って三の丸、天守丸を見上げます。
この日は青空、映えてます!
大手虎口から二の丸(入れません)を経て天守丸へ。
天守丸の石垣は孕んでいますが廃城感を醸し出します。
宇喜多氏の時代のものもあるそうです。
東側虎口を見下ろして天守丸へ。
この辺りは池田氏が近世城郭に改修した部分です。

天守丸でランチのお弁当。
西播磨の山波や本丸曲輪を見下ろしながら城友さんたちと食べるお弁当は格別でした。
残念ながら本丸や大坂丸、馬場跡には行くことができませんが充分満足出来ました。
下山し、平福駅近くの居館跡の石垣も見学、素敵な1日になりました。
ガイドツアーは団体さんも申し込まれているようです。
機会は少ないかもしれませんがこまめに佐用町のHPをチェックしてみてくださいね。

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イシテル

天守丸が雲を突く西播磨の山城 (2023/04/09 訪問)

西播磨山城11のひとつ「利神城」。
4月9日(日)のガイドツアーに参加しての登城です。
2月12日(日)のガイドツアーへ参加予定でしたが、1月の大雪の影響でツアーが中止。登城を延期していましたが、4月のガイドツアーでキャンセルが有ったとのお知らせをいただき、キャンセル待ちで加えていただきました。
これで西播磨山城11全て登城となり一区切りです。
利神城は、一部公園として利用されていた時期もあったそうで、その名残りも見られますが、地元の方々が尽力されて本丸までの道のりは安全で快適に整備されています。
但し、ガイド経路を外れると整備途上であって危険な場所もまだ多いとのことでした。全ての整備には今しばらくの時間と費用が必要とのことで関係者の方々が非常にお骨折りされていることを感じます。城マニアのひとりとして感謝申し上げます。
尾根道を歩き登り着くと三の丸となります。そこには出入口の石垣や見上げると見事な天守丸が目の前に現れ、右手には馬場やその先の曲輪まで良く見渡せます。
二ノ丸、本丸の石垣を見ながら天守丸へ登ると360度の景観は感動です。佐用平福の街並みから奥播磨の山々を眺めながら、ガイドツアーでご用意いただいた弁当を堪能して、ゆっくりと登城を楽しむことが出来ました。
ガイドツアーでは、詳しい解説パンフレット2冊が入った利神城クリアファイルと缶バッチ(選んだバッチで3名に特典あり)、お弁当がいただけてお得です。お世話いただいたガイドツアーのスタッフと地元関係者の皆様にお礼致します。
これで昨年9月から始めた西播磨山城11の全登城が達成。
次は丹波の山城巡りを目指したいと思っています。

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侍ホリタン

「雲突城」と呼ばれた名城を訪ねて (2023/03/12 訪問)

お城のある兵庫県佐用町平福は朝霧の名所で、霧に浮かぶ天守がまるで雲を突き破るようであることから「雲突城」と呼ばれています。
南北朝時代、赤松一族の別所敦範公が標高373mの利神山に山城を築いたのが始まりです(1349年)。その後約200年余り別所一族の拠点でしたが、上月城の山中鹿之助に攻められ開城、宇喜田氏の所領となりました。関ヶ原の戦いによる宇喜田氏改易後は播磨52万石の領主池田輝政の甥、池田由之公が平福領の領主となり利神城の大改修を実施、山頂に建てられた三重の天守を見た輝政公は幕府の警戒を恐れて撤去を命じた言われています。現在、曲輪跡の石垣群が現存していますが、崩落の危険があるため個人での入山禁止、ガイド付きツアー者のみの入山となっています。10時集合、14時半解散の約4時間半のツアーです。詳細は「利神城ガイドツアー」等のHPで確認願います。

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城郭情報

分類・構造 連郭式山城
天守構造 型式不明[3重/1606年築/破却]
築城主 別所敦範
築城年 正平4年〔南朝〕/貞和5年〔北朝〕(1349)
主な改修者 池田由之
主な城主 別所氏、宇喜多氏、池田氏
廃城年 寛永8年(1631)
遺構 曲輪、石垣、横堀(空堀)
指定文化財 国史跡(利神城跡)
住所 兵庫県佐用郡佐用町平福
問い合わせ先 佐用町教育課企画総務室文化財係
問い合わせ先電話番号 0790-82-2424