蟹江城から徒歩30分くらいで、石碑/説明板(35.129486、136.772038)に着きました。
大野城は織田信雄の家臣、佐久間信栄(正勝)により蟹江城の支城の一つとして、1584年(天正8年)に築かれた城です。
信栄は1580年(天正8年)に父である佐久間信盛とともに追放されましたが、その2年後に信盛が死去すると赦免されています。
当初は織田信忠に仕えていましたが、「本能寺の変」で信忠が討死したため、以後は織田信雄に仕えています。
1584年(天正12年)に起きた「小牧・長久手の戦い」の前哨戦である「蟹江合戦」では城主・山口重政は羽柴方の攻撃から守り抜き、徳川家康に味方しました。
廃城時期は不明ですが、1586年1月(天正13年11月)の天正大地震で大きな損害を被っている事から、そのまま廃城にされた可能性が高いそうです。
現在城址に遺構はありませんが、日光川ウォーターパークの西側にある水田の一角に城址碑と案内板が建てられています。
攻城時間は5分くらいでした。次の攻城先=小木江城を目指す為、永和駅から電車(JR➡名鉄)で佐屋駅に向かいます。
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