「城びと初投稿いただきます」(ぴーかるさん投稿からのぱくり、使うの久しぶり)。ついでがあり、岡山県寄りの広島県の中国山地内で城びと未投稿の城を探しましたが、広島県在住の織田晃司さん、まっつんさん、しーげさんらが、カバーし尽くしておられました。範囲を拡げて、鳥取県に、未投稿の湯谷城を発見。ちなみに、鳥取県西部海岸沿いは、カズサンさんに拾い尽くされてました。
最近ぴーかるさんが投稿された、五品嶽城から北上していきます。地元の方に道を聞くと、「ホームランド多里(たり)」を目指すと良いと。その裏手の多里地域振興センターに駐車しました。
城は、日野川とその支流の湯河川に侵食されて東、北、西の三方が急峻な斜面になった尾根の先端にあります。居館は、尾根先の比高5mほどの高まりに50m角ほどの方形で、土塁が設けられています。居館裏からの城域への道は途中で消えており、残りの40〜50mの急斜面を直登します。痩せ尾根なので迷うことはありません。
Ⅰ郭〜Ⅹ郭が尾根にほぼ一列に並んでいます。城域においても高低差はけっこうあり、各郭の切岸は、高さがあります。植林のため下草はなく、見学しやすいですが、Ⅰ、Ⅱ郭だけ、矢竹が密集しています。ここをつききって、背後の三重堀切を見てください。帰りにⅩ郭下の放射状の畝状竪堀を認めることができました。
城郭放浪記さんによると、西側斜面に四重堀切があるとのことですが、降りて行ける気がしない急斜面。城郭放浪記さん、やっぱり凄いなあ。
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