今回主目的の切山城、北陸路12番目で初登城、寺中御台場より東へ14.2km程です。12年前に佐々軍の松根城を訪ねて以来、前田軍が松根城に対峙した切山城。香川元太郎画伯作画、千田嘉博教授監修の切山城想像俯瞰図を以前より見ていましたので是非訪ねたいと思い続けた願いが叶いました。
駐車場:無し、林道入口手前の幅広三角エリアに路駐2台は可能?(36°36'12"N 136°44'53"E h=80m)、国道304号線を金沢市宮野町イ辺りから小原道(舗装で整備されてる)に入り北に約1km程に〈造林作業道/オトシの坂道/幅員3m〉黄色い菱形表示番が立ってる。
参考資料:城郭放浪記さん同縄張図、余湖図コレクションさん、千田先生香川画伯の想像俯瞰図、グーグルマップに依る。
林道坂道を徒歩で城郭放浪記さんも車を路駐し徒歩なので、約400~500m登ると案内解説板の在る所へ到着、坂道は砂利道ですが以前はコンクリート舗装の痕跡有り、軽4トラック、軽4駆であれば問題無く坂道走行できます、駐車も案内板辺りに数台は可能。
林道坂道の途中に横矢掛りのエリアが有り北山手に横堀長く伸びはじめ1条で西に入ると2条の横堀で竪堀で東西遮断、南側小山には横矢が掛る様な台地が有ります。
案内板北、西奥にスロープが有り馬出東下に登れるようですが以前の土塁登りで足首捻挫した経験から更に旧小原道を西に200m程廻り尾根道から切山城に登る、杉林にピンクテープ巻かれてそれなりに理解、尾根道に堀切、土橋に左右に堀切。
主郭へは土橋より正面に外枡形が付き北から入り東へ曲がり主郭の虎口へ、主郭北側下には広い郭が西から北へ廻っている、主郭は土塁が廻り、南側に出張る様に櫓台がある、主郭東に虎口が在り土橋を挟んで馬出曲輪に成っている。
馬出の東下、北下には曲輪が在る、東の曲輪からはスロープ状で小原道北側の兵舎溜りへ続き東西を断ち切る竪堀に続く。
先ずは主郭周辺の写真を投稿します。香川画伯、千田先生の想像俯瞰図を現地の切山城で体験し緊張と感動の登城です。
次に馬出周辺へと続きます。
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