平清水城は古市氏に従っていた平清水氏の城です。北城と南城(古城)があり、いずれも居館から発達した造りの城館であったようですが、南城の方はグラウンドの築造などにより形状をあまり留めていないようです。梅本神社の背後から尾根上まで登り、北上して散策、民家に突き当たった所で戻って来ました。北城を守る役割を担っていたのかは不明です。
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2024/11/19 20:25
2024/01/25 20:51
平清水城 (2023/12/17 訪問)
【平清水城】
<駐車場他>駐車場はなし。平清水の公民館前の十字路<34.699292, 135.895194>の道路脇に停めました。
<交通手段>車
<感想>平清水城は室町時代に平清水氏によって築城されました。平清水氏は古市氏に属しており筒井氏と戦っていましたが、1543年に北東にある同じく古市氏に属する須川氏須川城が筒井氏によって落城した際にこの平清水城も落城したようです。
公民館を北に50m程行き、石灯篭のある十字路を右に曲がります。左手の民家の狭い脇道(添付写真の最後に付けています)に入ります。少し歩いて右手竹藪、左手荒れ畑がある場所がもう主郭になりますので一瞬で主郭背後の土橋のある堀に出ちゃいます。主郭背後の横堀は明瞭に残されています。周辺に遺構が見られないので単郭のお城だったかと思われます。主郭背後から山の平坦地が続いていて300m程行った所に墓地の削平地がありました。
<満足度>◆◇◇
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2023/12/28 22:31
2021/01/22 13:05
古市氏と筒井氏の争いの最前線 (2021/01/17 訪問)
平清水氏は、古市氏側。奈良盆地で古市氏と筒井氏が争っており、筒井氏側の喜多氏北村城と2〜3kmしか離れていない。この辺りは、奈良盆地から、かなり登っており、山間に狭い平地が点在する。
平清水城は、北城と南城がある。北城は、山続きの東側を堀と土塁で守り、西の村側は急斜面。郭の南にも土塁が続いていて回り込んで攻められるのを防いでいるようだ。
南城は、梅本神社背後の頂部まで行ってみたが、平削してあるような、自然地形のような。
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分類・構造 | 平山城 |
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築城主 | 平清水氏 |
築城年 | 室町時代 |
主な城主 | 平清水氏 |
遺構 | 曲輪、土塁、横堀(空堀)、堀切、土橋 |
住所 | 奈良県奈良市平清水町 |