【越智城】
<駐車場他>越智公民館に駐車できるようですが公民館の所は満車で南側の砂利の広場は公民館の駐車場なのかどうか分からなかったのでゴルフセンター近くの道路脇に駐車。
<交通手段>車
<見所>堀切
<感想>貝吹山城の主郭にある越智城の説明板によると、「蘇我川右岸の東西に細長い谷に向かって開口した小谷地形に築かれた平城です。小谷地形はコ字状の丘陵で囲郭され、南側に設けられた濠で区画されたものとわかります。谷地に設けられた平場は上中下段の3段に削平され居館が設けられていました。‥‥」とあります。この地の支配者越智氏は南北朝時代には大和国有数の豪族となっていますのでこの頃には越智城は本居館城として築城されていたと思われます。西に1㎞ほど行くと貝吹山城がありそこが詰城となっています。
中心の居館跡は現在段々の農耕地になっているのみなので、すぐ見終わります。コ字状(正確には Π 状)の丘陵地を攻めます。登城口はΠの字の南東端<34.464234 135.769940>から山に入ると東の虎口跡がありますので分かります。東側のピークは木が伐採された削平地・鉄塔があります。堀切等の防御遺構はありません。奥に進んで北側には2個目の鉄塔の更に北側に古墳丘陵が、この2個目の鉄塔の横付近に獣柵の扉がありますので入ります。入って左斜め方向に進むとまた獣柵がありますので2回目の柵を左手にして100~150m程進むと堀切部分に柵の扉がありますので入ります。柵入って右手奥の竹林に北の大堀切があり見応えあります。左手に進むと Π 状の西側に進めます。西側には防御遺構が多くあり南北を堀切で仕切った削平地が主郭部分と思われます。主郭南の堀切から南西端の斜面に横堀を添わせて合間に曲輪が設けられているような遺構もありました。なかなか散策楽しめました。
<満足度>◆◆◇
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